
スクラップアンドビルドからストックの時代へ…。
環境や省資源への配慮から、建物は改修により長寿命化させ、次世代に引継ぐことが主流となっています。中でも、外壁は建物の寿命や住環境に大きく影響する部位であり、この改修のでき栄えが建物の価値を決めるといっても過言ではありません。また、居住状態での施工が前提となる外壁の改修は、居住者や周辺環境への配慮が非常に重要になります。
下地処理システム「アロンACC工法」とアクリルゴム・外壁化粧防水「アロンウォール」による外壁改修工法は、コストパフォーマンスが高く、居住者、環境、そして、建物に優しい外壁改修とLCCに優れた建物の長寿命化をお約束します。


▲アロンウォールSTM工法の施工事例
アロンウォールは、プライマー、防水材および仕上塗料から構成されるアクリルゴム外壁化粧防水です。可塑剤を含まないアクリルゴムポリマーを54%含有している防水材は、低温(-80℃)から高温(100℃)までの広い温度領域においてゴム状弾性を有し、経年による伸び能力(防水性)の著しい低下がありません。
アロンウォールは、雨水の浸入を防止(防水)し、空気中の炭酸ガス、塩化物イオン等の鉄筋コンクリートの劣化要因をシャットアウト(躯体保護)することにより、建物の長寿命化に貢献します。
経年後の実構造物から採取したアロンウォール塗膜のひび割れ追従性は、10年後においても初期値(約4.5mm)の7割程度、30年後においても5割程度を維持しており、長期にわたって防水材の生命線であるひび割れ追従性が保持されており、10年の防水保証を義務付けている品確法への対応を証明しています。

一般に、ひび割れ部の補修は、Uカットシール材充填工法が行われますが、アロンACC工法では、ひび割れ挙動の有無にかかわらず、大きな伸びを有するアクリルゴム系の下地挙動緩衝材「アロンウォールSH」を塗布するだけの簡単な処理工法を導入しています。
アロンウォールSHにより、スピーディーかつ居住者に配慮したひび割れ処理が可能となります。

アロンACC工法およびアロンウォールでの改修後は、防水および化粧による15年ごとのリフレッシュを行い、意匠、防水性および躯体保護機能を回復させます。
リフレッシュ時には既存アロンウォールを撤去せず、そのままかぶせて施工できるため、廃棄物処理は不要です。
外壁にも防水は必要です。コンクリート内部への水が浸透すればコンクリートの耐久性は徐々に低下します。建物の資産価値の保持と長寿命化のためにアロンウォールが最適です。

効果的な下地改修を行うために、前処理は大切な仕事です。欠損、浮き等の脆弱化している部分はワイヤーブラッシングやケレンを入念に行います。

ひび割れが生じている個所の補修には、従来行われてきたV(またはU字)カット法に代って、ひび割れ挙動に対する追従性に優れた緩衝材「アロンウォールSH」を塗布する新しい工法で行います。

錆びた鉄筋のまわりを、表面、裏側ともていねいにはつり、錆落しを入念に行います。清掃後、防錆処理及び埋め戻し材料との接着性向上を目的として、鉄筋に直接「アロン鉄筋プライマー」を塗布します。

不陸調整を目的として「アロンカチオクリート」で処理します。

欠損や斫り部分に「アロンカチォクリート厚付」を、コテなどを用いて塗り込みます。30~50・深さの欠損部には、1回の塗りつけで埋め戻しが可能です。

下地処理後、〔防水+化粧+躯体保護〕の優れた特長を持つ、アロンウォール工法で仕上げを行います。
アロンACC工法とアロンウォールによる改修は、アロンウォールの優れた耐久性により、改修サイクルの短い微弾性塗材に比べて、メンテナンスコストを大幅に低減することができます。

▲【計算モデル条件】建物の使用年数を60年とし、新築時に弾性タイルが施工してあるものとして、築後15年後に改修。
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