







山陽建材工事がお勧めしている東亞合成のアロン建材シリーズ。建物の躯体保護機能にすぐれ、廃棄物も少ないことからホテルや原子力発電所でも使われている高耐久性防水材。扱い方が特殊で、認められた施工業者しか施工できない。


窓の周りや外壁(サイディング)の隙間などをシーリング剤で埋めて、防水することをシーリングと呼びます。大規模修繕工事では、古くなったシーリング剤を取り除いてから、新たにシーリングを施して元の状態に戻します。この古いものを取り除く作業が結構大変で手間のかかるものなのですが、これを完璧に行わないとしっかり防水したことにはなりません。上から塗って隠れてしまうところだけに、自分の仕事にきっちりとしたこだわりを持っている職人でないとえらいことになる。けれど、私に言わせれば、隠れようが隠れまいがちゃんとした仕事をする人間しか、職人と名乗る資格はありません。


良い職人というのは、きれいに、早く仕上がる方法を自分なりに工夫しているもの。それだけに、頭ごなしに「この方法でやってくれ」と言われると、反発を覚えます。
しかし、そこには落とし穴があって、職人がベストだと思っている方法が時代遅れだったり、全体の工事の流れを考えた時にふさわしくなかったりすることもある。だから現場監督と職人が、お互いに聞く耳をもつことがとても大切です。
私たちは新しい技術の研究に積極的に取り組んでいますし、全員に技術検定を受けさせて技術力の向上にも努めています。服装にも気を遣いますね。汚れるのは仕方ないですが、だらしなくならないようにと、うるさく言っています。


大規模修繕工事には様々な分野の職人達が、大勢で関わります。だから全体をまとめる統率力がものすごく重要。それがないと、それぞれが自分の判断で仕事を進めることになり、進行が遅れるだけでなく、悪くすると事故にもつながりかねません。
みんなで一つのものを仕上げるというのは、思うようにいかないことも多く大変ではありますが、その代わり仕上がった時は一緒に喜び合うことができます。これは何度経験しても嬉しいものです。それをまた味わいたくて、次の仕事に向かうんだと思います。


大規模修繕で見違えるようになった建物を見るのは、何度経験しても気持ちのいいものです。でも、この最後の仕上げは、たくさんある工程の中のほんの一部。大部分は地味で根気の要る作業の連続なんです。
いくら職人でもそんな作業の連続はしんどい。でも、そんな時に励みになるのが、この改修以前に施された修理の跡を見ることです。誰がやったのかもわかりませんが、「いい仕事をしているな」と思うことがあります。
「ここはこんな風に工夫してやってるんや」。そういう発見をすると、それ以上にいい仕事をしておかんといかんな、と思います。反対に手抜きのあとが見えると悲しい。「時間がない中でバタバタと仕事したんやな」と思います。
考えたらこわいですね。自分の知らない職人に見られて、いろいろなことを思われるんですから。私も、後に続く職人達の刺激になるようないい仕事を、しっかりしておこうと思います。
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