今月の社内木鶏会
- 2015/04/28(火) |
新緑の映える中、今月の木鶏会も社員全員で行われました。
今月のテーマは『一を抱く』
取り上げた三つの記事の中に社会教育家の田中真澄先生のお話がありました。田中先生は約50年間にわたって100年以上続く老舗企業の研究を続けてこられたそうです。
その研究を通じて見えてきたことは私たち一人ひとりを個人企業と捉えれば、老舗企業の持つ大切な要素はそのまま組織に属する個人にも当てはまるということです。
中でも大切な要素が『利他の精神』で、自己を抑制し顧客に尽くす気持ちが企業や社員に根付くことによってその魅力が人を引きつけ、応援してくれる人が増えることで地域に根ざすことができるというものです。
その心を田中先生は『徳は孤ならず、必ず鄰有り』という論語の一言で表現されていましたが、その言葉に共感し感想を述べていた社員も多かったようです。
その言葉通りの商いを続けることは決して易しいことではありませんが、この大切な要素が浸透してこそ人を引きつけ、多くの人に愛され続ける企業でいられるのかもしれません。