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タイル張り仕上げ外壁用改修工法、クリアウオールのご紹介

アロン建材技術

  • タイル張り仕上げ外壁用クリア防水
  • 〔クリアウオール〕

柔軟かつ透明度の高い「クリアウオール」は、割れたタイルを極力張り替えることなく各種下地処理とクリアウオール(下塗、中塗、上塗)の塗布により、割れたタイルやタイル目地モルタル部からの雨水の浸入を防止し、防水と剥落予防するタイル張り仕上げ外壁の大規模改修工法を可能にしました。
「クリアウオール」は、タイル張り仕上げ外壁面の風合いを損なうことなく、鮮明で重厚な仕上り感を与え、長期にわたって建物を保護します。

特徴

意匠性

タイル張り特有の質感を損なうことなく、鮮明で重厚な仕上がりになります。また、艶消しタイプの上塗剤(特殊アクリルシリコン)は、低汚染性を発揮し、長期にわたり外観を美しく維持します。

防水性剥離予防

タイル自体は耐久性に優れていても、下地の動きにより割れや浮き、はく離が発生する場合があります。また、目地モルタルはタイル張り外壁に占める割合が10~20%と大きく、常に無防備な状態にあるため保護が必要です。クリアウオールは、タイルや目地モルタルに発生したひび割れへの浸透性に優れ、柔軟な透明塗膜が目地モルタルを保護します。雨水や炭酸ガスなどの浸入を防止することで、エフロレツセンス(白華現象)の流出防止や雨漏りを防ぎ、タイルのはく離の進展を予防します。

耐候性

下地水分の影響による塗膜の白濁がなく、黄変しにくい塗膜です。いつまでも透明性を維持します。

高品質経済性

確かな施工で資産価値の維持・向上に努めます。 クリアウオール施工後における効果は、次回改修時に認められます。

  • ① 防水効果による次回改修時のタイル張り替え、浮き部注入の軽減。
  • ② 保護効果によるシーリング材の打替え、目地モルタル補修の軽減。
  • ③ 低汚染効果による薬品洗浄の軽減。
  • ④ 中性化防止効果による建物の長寿命化。
  • ⑤ 次回以降の改修は塗り重ねが可能であり、ライフサイクルコストを低減。

タイル張り仕上げ外壁劣化のイメージ