階段室の手摺補修を行いました。

今回の大規模改修工事では、階段室の手すりの補修工事を行いました。
手すりの一部が丸ごと外れてしまっている箇所があり、さらに手すりの天端部分に使用されていた笠石がすでに廃番となっていました。
そのため、既製品への交換ではなく、外れた部分を補修し、その後「リペア補修」によって復旧することとなりました。
正直なところ、私自身も「どこまで元の状態に近づけることができるのか」と、施工前は少し不安がありました。
そのため、既存の形状や周囲とのバランスを確認しながら補修箇所を整え、できる限り違和感のない仕上がりになるよう施工を進めました。
そして施工後の状態を確認してみると、想像していた以上に綺麗に仕上がり、既存部分とも自然になじむ仕上がりとなりました。
廃番品や特殊な形状の部材が使用されている場合でも、すぐに「交換する」という選択だけではなく、現状を活かした補修方法を検討することで、
建物の雰囲気を残しながら復旧できる場合があります。
今回の補修を通して、改修工事では「新しくすること」だけではなく、今あるものをどう活かすかという視点も大切だと改めて感じました。
これからも、建物の状態やお客様のご要望に合わせて、より良い施工方法を考えながら工事を進めていきたいと思います。
